ラルチザン パフューム「シャッセ オ パピオン」オードトワレ の香水をレビューします。
「世界一キライなあなたに」という、イギリスが舞台の映画に登場した香水です。
「世界一キライなあなたに」は、世界40カ国以上で翻訳され850万部を超えるベストセラーとなった恋愛小説が映画化されたものです。
シャッセオパピオンの意味は「蝶々をつかまえて」です。
目次
ラルチザン パフューム シャッセ オ パピオン香水 購入のきっかけ「世界一キライなあなたに」
ブランド:ラルチザン パフューム(L'Artisan Parfumeur)
香水名:シャッセ オ パピオン(La Chasse aux Papillons)
オードトワレ
レディース用
私のファースト・ラルチザンパヒュームは紅茶の香りの「THE POUR UN ETE(テプーアンエテ)」。
手にして数日も経たないうちに、またラルチザンで魅かれる香水が…。
それは、Amazonプライムで何気なく見ていた「世界一キライなあなたに」(すごいタイトルですね)というイギリスが舞台の映画。
ヒーローがヒロインに、君のイメージに合う香水がある・・・というシーンがあるのですが、それがラルチザンの「LA CHASSE AUX PAPILLIONS(シャッセ オ パピオン)」でした。
イギリスの片田舎で暮らすオシャレで明るく、健気で一生懸命なヒロインに似合うという香水っていったいどんな香りなの…?
しかも自分のなかでまさに旬であるラルチザン!っと、勝手に縁を感じて購入したのでした。
ラルチザン パフューム シャッセ オ パピオン オードトワレの香り
【ラルチザン パフューム シャッセ オ パピオンの香り】
トップノート:サフラン、オレンジブロッサム、ピンクペッパー
ミドルノート:チュベローズ、ジャスミン、菩提樹
ラストノート:イランイラン、チュベローズ、バニラ、ベチバー
香りの持続性について
ラルチザン パフューム シャッセ オ パピオンの持続性について、
この香水はオードトワレタイプなのですが、ベチバーなど結構主張のある香りが使われているので、なかなか長持ちするなと思っています。
つけ方は、夏なら足や手首などに1~2プッシュ、冬には2~3プッシュあたりがおすすめです。
私はオードトワレタイプで充分だと感じていますが、持続性や香りの個性をもっと強く感じたいならパヒュームタイプもあるようです。
ラルチザン パフューム シャッセ オ パピオン 香水の感想
「世界一キライなあなたに」の映画に影響されて思わず手に取ったシャッセオパピオンですが、私にとって、とても良い香り!と思えるドンピシャさがありました。
それは、大好きなオレンジブロッサムがトップノートに入っているからでしょう。
オレンジブロッサムはほろ苦い(ビター)なオレンジとほんのり甘い花の香りがミックスされた香りで、リラックス効果があるとされています。
ミドルノートにある菩提樹(ルドラクシャ)は安眠効果、ラストノートのスイートなバニラ、そして男性を魅惑する作用があるといわれているイランイランの香り…。
イランイランについては、女性はあまり好きではなく、男性に好まれるとよく聞きます。
シャッセオパピオンには、よくよく考えると、リラックス、安眠、甘美、魅惑…男性が女性に求める理想のエッセンスが入っていることに気づきました!
映画のなかでは(ネタバレにならないようざっくり書きます)が、
事故で身体がうまく動かなくなり、心に殻を被ったヒーローが、明るく一生懸命なヒロインに魅かれていき、シャッセオパピオンがよく似合うと思う、みたいな場面があるわけですが…。
なんだか妙に納得してしましまいました。
シャッセオパピオンの意味は『蝶々をつかまえて』。
シャッセオパピオンの香水はフランスの光まぶしい夏の庭園に蝶が舞う・・・そんな風景を思い描いてつくられたということですが、
ヒーローがヒロインに「ここだけにとどまらず、いろんな世界を見回っておいで」という思いにもリンクするなあ…と感じました。
香水を選ぶときはふだん香り重視で、あまり映画に感化されるといった理由で選ぶことはないのですが、今回のシャッセオパピオンは、きっかけを通して、とってもお気に入りの香りとなりました。