エリザベス テイラー香水「ガーデニア」(Elizabeth Taylor Gardenia)をレビューします。
ガーデニアとは、美しい白い花びらと甘い香りが特徴の花です。
日本では、和名で「クチナシ」と呼ばれている花で、沈丁花、金木犀と並んで三大香木として親しまれています。
目次
エリザベス テイラー香水「ガーデニア」
私はディプティック(DIPTYQUE)の香水「ドソン(DO SON)」という、チュべローズという甘い香りの花がメインとなっている甘くてクリーミィな花の香りの香水が大好きなのですが、普段使いには少々お高いのです。
そういうわけで、チュベローズ系のクリーミィな香りを求めて、
香水のテスターをクンカクンカする日々……だったのですが、
なかなかドラッグストアやドン・キホーテや香水専門店でも「これ!」と思うものが発見できませんでした。
でも、ある日なにげなく住宅地を歩いていると、
誰もいないのに瑞々しいチュベローズや沈丁花に似た香りがして、
あたりを見ると白い花の咲いた樹木を発見。
後から、その花の名前を検索しました。
それがガーデニア(和名:クチナシ)でした。
そこで、ガーデニアをメインにした香水をインターネットで探し始めたのですが、たどり着いたのが、
エリザベス テイラー(ELIZABETH TAYLOR)の香水「ガーデニア」でした。
まず香水瓶が可愛い。
スタイリッシュな形に鮮やかな緑の瓶に、ガーデニアを模した蓋。これはもう、一目惚れです。
ガーデニアと言っても花本来とは似つかない香りなんじゃないか、
しかし、この量では安いほうだし、もしハズレだったとしても香水瓶をインテリアにすればいいか、そんな気持ちで買いました。
が、結果、私としては当たりでした。
エリザベス テイラー香水「ガーデニア」の香り
エリザベス テイラー香水「ガーデニア」の香りは、まろやかで優しいクリーミィさと、爽やかな甘さのある香りがします。
花の香りというと「いかにも香水」みたいなイメージがあると思うのですが、このガーデニアの香りは本当にさりげない香りです。
エリザベステイラー ガーデニアの香調はフローラル・グリーンで、
純粋にガーデニアだけの香りがするというわけではなく、グリーンリーフなどグリーン系のすっきりした爽やかな香りと、少しメロンのようなフルーツっぽい香りも感じます。
甘すぎないので香りに酔ってしまうようなこともないと思います。
10代の女の子がつけても、30代の女性がつけていても、おかしくない年齢を選ばない香りの香水だと思います。
この香水は女性用の香水ですが、男性がつけるには少し甘ったるいかもしれません。
エリザベステイラー ガーデニアの香水の香りは、テンションをあげる香りというより、
どこかノスタルジックな気持ちになる香りですので、落ち着きたい時に堪能したい香りです。
入眠の香水としてもおすすめだと思います。
エリザベステイラー ガーデニアは、さりげない香りですので、
夏のべったりした気温にも、冬の乾燥しがちな気候にも邪魔にならないと思います。
プライベートで使っても、仕事先で使っても、まったく嫌味にならない、石鹸とは違う清潔感があります。
エリザベステイラー ガーデニア香水の欠点
エリザベステイラー ガーデニアの香水の欠点を挙げるとしたら、
色んな香水を試してきた香水好きにはちょっと物足りないかもしれません。
というのも、トップやミドル、ラストにかけての変化が少ないというか、変化が無さすぎるのです。
万人受けしそうではある香りなのですが、クセのある香りが好きな方には物足りないかもしれないです。
エリザベステイラー ガーデニアの評価 (男性ウケや女性ウケ)
男性ウケや女性ウケというのは、正直よくわかりませんが、
異性である私の夫(正直者かつ香水自体があまり好きでない)は「まぁまぁいける」と言っていたので、
およそ苦手な人があまりない香水だと言えるのではないでしょうか。
エリザベステイラー ガーデニア 香りの持続力・付け方
エリザベス テイラー香水 ガーデニアの香りの持続力ですが、周囲の人にもわかるレベルで香るのは半日くらいだと思います。
衣服につければ翌日にも少し残っていたりします。
この香水は香り自体があまり強くないので、1プッシュでは周囲の人には香水をつけていることが分からないかもしれません。
私は嗅覚が過敏なので、手首や上半身につけるのが嫌で、基本的に太ももや下半身につけるのですが、
この香水なら腰や上半身につけても大丈夫で、普段は2プッシュつけてます。