着物姿の女性って素敵ですよね。でも着物を着た時につける香水は難しそう、それに香りが強くなりすぎるのも気になるという女性の方も多いのでは?
今回は着物姿がより一層素敵に感じる、着物にふさわしい香りの香水をご紹介します。
着物だからといって和風にこだわらなくてもいいのです。日本の美しい着物に、香りのエッセンスとしてぜひ参考に選んでみて下さいね!
目次
着物に似合う香水
シャネル ココマドモアゼル
シャネルの香水は着物には香りが強すぎるのでは?そう思う方、実はシャネルのような正統派のハッキリとした香りが着物にとてもよく似合います。
こちらは黒いボトルのココとは正反対に白いココをイメージした、パウダリックで上品な香り。オフィス用に愛用している女性も多いほど日本女性に馴染む香りです。
オレンジやベルガモットで爽やかさを保ちつつ、ローズやジャスミンの上品な花々、ラストにムスクやパチョリが品のある色香を漂わせます。
春先や初夏の着物姿に似合う香りです。
ブルガリ オ・パフメ オーテヴェール
ブルガリはユニセックスの香りとしても評価の高い香りを生みだしていますが、着物にもユニセックス系で選ぶとしたらこちらをおすすめします。
日本の抹茶を連想させた、みずみずしいシトラスグリーンの香りは着物にピッタリの香り。夏の着物姿や浴衣にも似合いそうです。
とても清楚なイメージの香りでもあるので、目上の方との着物の席にもおすすめです。
資生堂 むらさき
1980年に発売されたロングセラーの香水です。フローラルグリーンがベースの落ち着きのある香り。むらさきという名の通り、紫の花々をふんだんに使用。
ミドルにスズランや菊などの日本の花々の香りをブレンドし凛としたイメージの完成度の高い香りとなっています。
ラストはレザーやムスクやサンダルウッドなどの白檀を連想させます。
うっとりとするような紫や紺色の着物を着た時に、ぜひ使用してほしい香水です。
資生堂 禅
資生堂の香水の中で、着物に似合う香水として人気のあるロングセラーの香水です。黒いボトルには日本の伝統的蒔絵で秋の草花を施しています。
ミュゲとガーデニアの優雅な花々の香り、コケやムスクが白檀を連想させ、いっそう神秘的な女性を演出してくれそう。
着物にももちろん、黒いベルベットのドレスやスーツ姿、黒を基調としたシックなファッションにとても映える香りです。
クリスチャンディオール ミス・ディオール
ゲランのミツコに並ぶ、今も変わらぬロングセラーを誇るクリスチャンディオールの落ち着きある高貴な香りです。
高級なお香の香りを思わせるその調合はガーデニア、ジャスミン、オークモス、セージ、パチョリなどが絡み合うシプレー・フローラル系。
着物での礼装や正式な場所にもふさわしい、とてもシックでエレガント、かつ高貴な香りです。真冬の着物と羽織にあわせるととてもお洒落になります。
アランドロン サムライウーマン ブルージャスミン
成人式や結婚式など若さあふれるセレモニーの着物姿に似合いそうな香りです。
フランスの名俳優であるアランドロンが、日本の奥ゆかしく芯の強い女性をイメージした香りを生みだしました。
トップはジャスミンやガーデニアにレモンの爽やかな香りをベースに、ミドルのブルージャスミンがすがすがしさを、
ラストにクリスタルムスクとシダーウッドというこだわりのブレンドで東洋的なイメージを演出した香りとなっています。
古典柄の映える若さあふれる着物姿にとても似合いそうです。
着物に香水は、付け方に気をつけて!
洋服のときでもそうですが、着物の生地は洗える着物が増えているとはいえ、繊細です。
昔ながらの古典的な着物は正絹といわれる高価な素材でつくられているので、直接香水をスプレーしないように気を付けましょう。
また着物用のランジェリーに直接つけてもシミになりやすいので、コットンにふくませて帯をしめる胸の部分などにはさんでおくとよいでしょう。
夏の暑い時期は、強く香るので控えめに。美しい着物姿にふさわしく、香水を楽しんでみて下さいね。
この記事を書いた人
香水ショップ元店員のharumiです。香りが大好きです!